シャレードというのは、言葉遊びのようなもの。
今回の東野圭吾ミステリーズは、主人公の元カレの殺人現場に血文字で「A」というダイイングメッセージが・・。
でも、これアルファベットじゃなく、実は漢字の書きかけなんですよね。
原作はバブリーな時期に書かれたものらしく、携帯が箱みたいのだったりアッシーくんやメッシーくんのような言葉もでてきてちょっと時代的なものを感じます。
どういう風に脚色されてるか楽しみですね。
弥生(長澤まさみ)は、1カ月前に別れた元カレのアパートに、残されていた荷物を返しに行った。
すると、何か様子がおかしい。
ドアには鍵もかかっていず、そっと部屋に入ってみると部屋には元カレの遺体が。
そして、遺体の近くに血で「A」と書かれていたのだ。
弥生はすぐに警察に通報。
部屋は荒らされていたが、金品の被害がなく単なる強盗目的ではないようだった。
しかし、弥生には元カレが殺される理由に思い当たる節はない。
後日、弥生は元カレの葬儀に出席。
そこで、元カレの友人だという尾藤(安藤政信)と名乗る男に声をかけられた。
尾藤は、弥生が中瀬興産社長の公次郎(志賀廣太郎)に書道を教えるために出入りしていたことや、元カレも社長の世話になっていたことも知っていた。
あまりの詳しさと胡散臭さに、弥生が職業を尋ねると尾藤は探偵だと答える。
尾藤は公次郎の遺言書を捜しており、弥生の元カレが持ち逃げした可能性が高いという。
そして元カレが殺されたのもその遺言状に関係すると言い、弥生の身にも危険が迫る可能性があると言った。
その言葉通り、弥生のマンションも何者かに荒らされていた。
実は尾藤は探偵ではありません。
でも、弥生の敵でもないのです。
お金持ちの遺産争いの末のごたごたに元カレは巻き込まれてしまったようですが、犯人は一番いい人そうな人です。
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