これからもお父さんと一緒に暮らせることになって、ほんとに良かった。
でも、周りにこんないい人たちがいてくれるおかげですよね。
圭介(豊川悦司)は、娘の美雨(芦田愛菜)と一緒に暮らすことになった。
中村産業の社長・中村富美夫(蟹江敬三)や妻の千恵子(丘みつ子)はもちろん、圭介親子が一緒に暮らすことに反対だったアカネ(中谷美紀)も、ふたりを支えていこうと決意していたのだ。
そして、朝昼晩の食事は中村家で一緒にとり、圭介たちの家の掃除や買い物も千恵子とアカネが分担することを千恵子に提案される。
一方、後輩工員の勝田秋生(三浦翔平)は、圭介に黒板をプレゼントする。
いちいち手帳を見なくても、一目瞭然で作業日程がわかるからだ。
夏休みも終わり、美雨は、始業式を迎える。
そして、小太郎（高木星来）から頭が良いか金持ちでなければ大学に行けないと聞いた美雨は、帰宅するなり、早く頭が良くなる方法はないか、とアカネに尋ねる。
どうやら美雨は、大学進学を考えているようだった。
そんなある日、圭介は、仕事の受注交渉で訪れた得意先で材料の仕入れ値について尋ねられるが、何の話か思い出せない。
結果、取引は見合わせとなり圭介は深く落ち込む。
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